十和田八幡平国立公園
十和田八幡平国立公園について
十和田八幡平国立公園は、本州北部の山岳地帯にあり、八甲田山、十和田湖、奥入瀬渓流などからなる十和田・八甲田地域と、八幡平、秋田駒ヶ岳、岩手山などからなる八幡平地域で構成される、山と湖と渓流の公園です。
十和田・八甲田地域は、神秘的な美しさを誇る十和田湖、やさしく清らかな奥入瀬渓流、樹氷で有名な八甲田山、その豊かな自然環境に育まれて息づく多様な動植物など、四季を通じて変化に富んだ景観を楽しむことができます。
八幡平地域は、日本でも有数の火山地域です。火山現象と冬季の多雪条件が長い時間をかけてつくりだした、多くの湖沼と湿原や、多様な生態系が魅力の公園です。
また、多くの温泉に恵まれていることも、本公園の大きな魅力となっています。
出典「環境省 日本の国立公園」
https://www.env.go.jp/park/towada/index.html
見どころ
十和田湖エリア
八甲田山
北八甲田連峰は、登山道が整備され、多くの登山者に親しまれています。一方、南八甲田連峰は、十分な準備と計画が必要です。
奥入瀬渓流
奥入瀬渓流は、十和田湖から流出する唯一の河川である奥入瀬川が削って形成した、延長約14kmにわたるU字型の渓谷です。渓流は流れる水の清澄さはもちろん、変化に富んだ流れや苔むした岩々、岸辺を覆う巨木林、岩壁にかかる数多くの滝など、日本屈指の景勝地として、国の特別名勝及び天然記念物にも指定されています。特に春の新緑や秋の紅葉は見事で、渓流沿いの全区間にわたって整備された遊歩道は、多くの探勝客で賑わいます。
十和田湖
十和田湖は、約20万年前に始まった火山活動により形成されたカルデラ湖です。静まりかえった湖面と、湖畔から外輪山を覆う豊かな緑が原生的な景観を作り出しており、国の特別名勝及び天然記念物にも指定されています。湖畔の遊歩道や湖を運航する遊覧船、さらには外輪山の展望台など、さまざまな視点から四季折々に姿を変える神秘的な景色は、訪れる多くの人々を魅了しています。
中山半島のつけ根にあたる休屋・休平地区をはじめ、湖畔には遊歩道、遊覧船乗り場、キャンプ場などが点在しており、多くの利用者で賑わっています。
八幡平エリア
八幡平
八幡平山頂付近には、高層湿原と、火山活動(水蒸気爆発)によってできた火口に水をたたえた八幡沼が広がり、整備された遊歩道で散策を楽しむことができます。
雪の回廊アスピーテライン
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