中国地方最高峰であり、見る方角によって異なった姿を見せてくれます。西側からの眺めは大変優美な姿ですが、北側や南側からは一変して荒々しい様相です。
神の山としてあがめられてきた大山は、古くからの史跡や神社・寺院が残されており、また、春の新緑、夏の登山、秋の紅葉、冬のスキーと四季を通じて楽しめます。

大山頂上

登山者の急増とともに大部分が裸地になりましたが、昭和60年に発足した大山頂上を保護する会の「一木一石運動」という官民協働の取り組みにより、往時の植生が回復しつつあり、現在でも活動が続けられています。

鏡ヶ成

擬宝珠山や象山、烏ヶ山に囲まれた鏡ヶ成は、大山では希少な湿原があり、その周りをススキの草原が囲んでいます。キャンプ場、スキー場、宿泊施設が整っています。

蒜山高原・蒜山三座

蒜山三座(上蒜山、中蒜山、下蒜山)と呼ばれる山並みのふもとには、標高500~600mの高原が広がっています。蒜山地方の山焼きは、毎年春の恒例行事の一つですが近年減少しつつあります。

毛無山

カタクリの群生地があり、そこから続く尾根筋にはブナなどの自然林が残されています。山頂からは天気が良ければ大山や蒜山三座、弓ヶ浜半島まで見渡せます。

三瓶山地域

三瓶山周辺の3つの池

浮布池、姫逃池、室の内池の3つの池があり、風景に潤いを添えるとともに、貴重な湿地環境となっています。

三瓶山

男三瓶山、女三瓶山、子三瓶山、孫三瓶山などの山々が、中心にある室の内を囲みます。山頂と山麓の草原、山腹の自然林など、変化のある景観を楽しめます。

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