公園の最西端に位置するオンネトーは、アイヌ語で「年老いた・大きな湖」を意味します。天候や風向き、見る位置によって湖の色が様々に変化することから「五色沼」とも呼ばれています。

雌阿寒岳は、阿寒湖の南西に位置しています。現在も活発な火山活動が続いており、山頂近くでは、噴気を上げる荒々しい火口も望まれ、変化に富んだ景色を堪能できます。

阿寒カルデラの西側に位置する湖で、マリモの生育地として有名です。温泉の他、遊覧船による湖内周遊や釣りなどが楽しめます。

阿寒湖から弟子屈町を結ぶ国道241号（阿寒横断道路）を車で12kmほどで到着する双湖台は、樹海の中に静にたたずむペンケトーとパンケトーの二つの湖が見える展望台です。

阿寒湖南の湖畔に位置する阿寒湖温泉は、大型のホテルが建ち並び、一帯の観光の拠点となっています。マリモやボッケの観察、遊覧船のほか、周辺ではスキーや湖上でのスケートを楽しむことができます。

阿寒湖温泉街にある北海道最大級のアイヌ民族の集落（コタン）です。「阿寒湖アイヌシアター『イコロ』」では、ユネスコ世界無形文化財に登録されているアイヌ古式舞踊が見られます。

北海道と本州の湖沼に点在する淡水性の緑藻です。阿寒湖に生育するマリモは、美しい球状の集合体をつくることから国の特別天然記念物に指定されています。